Profile


羽生田 新悟

昭和46年7月生まれ
52歳
幼少から重い気管支喘息に悩まされ、特別支援学校の生活を送る。
長い苦しみの中、体を鍛え続け、這い上がる努力を学んだ。
しかし、のちに一家離散となる苦しく辛い家庭の中で育ち、病気を克服したものの
高校を中退、 荒れた生活を始める。

そんな中、自分自身を改善する決意をし、陸上自衛隊に入隊。
厳しく規律正しい生活をし、数々の賞を取り 任期満了で退職となる。

更に、キックボクシングを始め、 後楽園ホールでプロデビューを果たした。

その後、花屋に転身するも過労運転で車両事故、数々の挫折を経験し悩みながら、造園の世界に転身となる。
そんな一流の職人を目指す中だった。

労災事故により、瀕死の重症を負う大事故が襲ってくる。
半身不随すれすれの11級の後遺障害認定を受け 、 人生に絶望感を味わう。
しかし 一冊の本に出会い車椅子の生活の中で 、もう一度奮起することを決意。

それはガーデンデザイナーの本だった。
デザイナーとしてこの業界に生き続けるために独学で勉強し、営業、
そして人生をかけたデザイナーへ転身を遂げた。

そして10年後にガーデンデザインコンテストで日本1になり
その後数々の受賞を続け、自分自身の人生の道のりやガーデンデザインが人生に
どのような変化をもたらし、人生のミッションにどんな繋がりがあるかなど、
講演を通じて若者に伝える活動をしている。

デザイナー歴25年
受賞歴50(日本一は3度)

2018年に波乱万丈の人生を乗り越えて
株式会社office Hanyuda  プロテクトガーデンを設立に至る。
2022年から更に人生の生き甲斐、自分らしさを追求するため
ボデイメイクを初め、その年にボデイメイク・美バーグランプリに出場し
総合日本チャンピオンとなる。

ガーデンデザインコンテストとボデイメイクの2つのコンテストで
日本1になったのは、日本でただ1人の快挙となる。

現在は各種ボデイメイクの大会に出場を続け、上位ランキング入りしながら
ガーデンデザインの本業にも情熱を注いでいる。
羽生田 新悟


羽生田の思い
1.デザインのテーマは暮らしをデザインすること
お客様と向き合い、思いを感じとることで、五感を超えた数々のインスピレーションが無限に広がるイメージと共に、創造力と融合されデザインが湧き出します。

私の好きな言葉で
[ 住まいづくりは幸せづくり ]
という言葉があります。

まさにその通りだと思います。
心地良い時を感じるような、暮らしの空間を提案し、具現化していくことも大きな使命です。


2.なぜ植物、樹木を ご提案していくのか?
私たちと共に生き、そして共存関係にある植物、 樹木を、住まう方のお庭に取り入れる、それは社会的にもとても大切な仕事です。

樹木や植物が一切ない外部の空間を創り続けていたら、その街は将来どうなってしまうのでしょうか?

心地よい季節の風を感じる為には、自然の生命 植物が必要です。

そして、住まう方が自然の大切さを感じるような小さな自然をお庭に創っていくことは、やがて大きな大自然を意識することに繋がり、その小さな積み重なりが人の意識を変え、環境問題の改善に繋がっていく力になると思います。


3.これからの時代
室内とお庭の暮らしの融合、そして、家と庭と書いて家庭というように、お庭が住まう方にとってとても大切な空間であることを、伝えていく使命が私たちにはあります。

内と外での暮らしを楽しむようになれば、新たに素敵な笑顔、沢山の会話、家族の絆という大切な繋がりもそこから生まれるはずだと。

これからの時代は内と外部空間の融合、エクステリア そしてガーデン(お庭)をより深く創造していくこと。

それがやがて街づくりに繋がり、そしてその積み重ねが大きな都市づくりにも繋がっていきます。

[ ひと家族ごとの住まいを創る ]
という意識ではなく、街を創る、都市を創るという大きな意識をもって

私達はデザインしていかなくてはなりません。


4.令和の時代は更に重要な価値ある仕事に
私たちの業界は、これからの社会に多くの影響を与える仕事であることを強く自覚していかなくてはなりません。

社会貢献の意義もしっかりとふまえて活動していきます。


5.将来、子供たちがなりたい職業の上位はガーデンデザイナー
子供たちも憧れる職業に私たちの業界がなれるようには、どうしたらよいのか?
新しい令和の時代に、私たちの仕事は、とても重要になります。

社会に大きな影響を与える仕事に必ずなっていきます。

多様化する価値観と、多くの情報が飛び交う中で
・その庭で暮らす魅力を感じていただけるような提案
・そこで感じる癒しの時間
・より豊かな心で過ごせるようなお庭
そんな外の世界を、私たちは創造していきます。

そしていつの日か
子供たちが、将来ガーデンデザイナーになりたいと、お母さんやお父さんに 話せるような時代になるために
この仕事に生涯を捧げてきたいと思います。